賃貸不動産の知っておきたい基本知識

Knowledge of rental property

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管理業者と仲介業者の違いとは?

一見したところ、似たような存在に感じるのが管理業者と仲介業者です。
実際のところ、このふたつは全く違う仕事をしています。
売上による収入源そのものが違うのです。

むしろ、管理会社と仲介業者は互いに取引先のような関係と考えてもいいかもしれません。
この関係は意外にシンプルなものであり、説明も簡単につきます。
賃貸契約は何かとルールや決まりが多いと感じたことがある人もいるかもしれませんが、
これは一枚噛んでいる業者の種類が多いことが要因かもしれません。

とはいえ、先述したように基本的にはシンプルな仕組みです。
そこでこのページは管理業者と仲介業者の関係をわかりやすくまとめました。

大家さんと管理業者

そもそも賃貸住宅の建物や土地は誰の持ち物なのでしょうか?
結論からいえば、これは「大家さん」の持ち物です。
資金を投資して更なる利益を得ようとする場合や、持っていた建物をアパートに改築して副収入にするなど、
様々な目的で「物件」を所有しているわけです。

つまり家賃は大家さんに収めるものであり、不動産会社や管理会社には直接支払っているわけではありません。
(後述しますが、管理会社=大家さんの場合は管理会社に直接支払うという事になります。)

例えば全20部屋のマンションを持っている大家さんにしてみれば「空き部屋」があるのは大きな収入減です。
仮に月々の家賃を8万円程度に設定したとすれば、
20部屋中3部屋空いているだけでも単純計算で毎月24万円の損をしています。

そこで部屋を埋めようと考えますが、自分で営業するのは効率が悪いわけです。
賃貸で部屋をさがしている人は部屋情報が大量にある不動産屋さんに相談にいくのが一般的ですから、
仲介業者を噛ませなければ、結果的に空き部屋状態が続くことになります。

ましてや賃貸の場合は退去する人もいるわけです。
これを踏まえると、大家さんが直接入居者を募集するのは現実的ではないのです。

ましてや所有物件がひとつだけとは限りません。
本格的に不動産で資産を運用するのであれば、いくつかの物件を持っているのが一般的です。
それゆえに大家さんが物件の管理をするのが難しくなってくることがあります。
その際に大家さんが【管理業者】を利用するのです。

管理業者の仕事は様々ありますが、代表例としては「家賃の集金」や「建物修繕作業」などが挙げられます。

さらに空き部屋を埋めるという意味で管理会社が仲介業者に営業業務を委託します。
そうなると賃貸の仕組みは下記の様になります。
大家さん→管理会社→不動産屋さん(仲介業者)→入居者

また、管理業者が大家である場合もあります。
この場合、中間搾取がないというのが大きなメリットとして挙げられるでしょう。